釣りの動画をやっていると、難しいとは分かっていても撮ってみたいのが海中での仕掛けの動きや魚が餌に食いついた瞬間だ。最悪根掛かりロストしても我慢できる安価な4Kカメラとハウジングを購入して海中撮影に挑戦しようとしていたのだが…これなら撮影できるかもというキット発見。
海中の動画を撮影している人は何人か見つかるが、ボートで釣っている人だったり、船宿の船長さんだったりすることが多い。自分で船をコントロールできる人だ。乗合船で、しかも週末アングラーでも海中を撮れる方法はないものか?と考えてきた。アクションカメラなので軽量ではあるが、完全防水でハウジングすると、どうしてもそれなり以上に潮受けする。何度か実験で海中に投じてみたがカメラがクルクル回ってしまい、見ていて酔いそうな映像になってしまった。
海中のヒットシーンは無理でも、魚を取り込んでいる最中に、海面に向かって上がってくる魚の姿だけでも撮れないかと2.7メートルの比較的軽量な自撮り棒を買ってみたが、これはこれである問題が。魚を取り込んでいるときは釣りをしていてもっともエキサイトしている。多くの場合、竿とリールで両手はふさがっている。ビデオの電源を入れて、自撮り棒を伸ばして、魚が上がってくる方向を予想してカメラを向けるなんて作業…取り込み中にやるのは無理だった。
「フィッシング用アクションカメラフォルダー」という釣り専用に設計された水中カメラフォルダーを発見する。仕掛けにカメラを向け続け水中で回転しにくい設計らしく、セット合計重量65グラムとあるので、約17号分重さが増すことでオマツリを回避してくれるのだろうか? テンビンでも胴突き仕掛けにでも装着できる。潮どまりのタイミング限定になるだろうが、カワハギやアジなどの撮影に使えそうな気がする。お値段2002円。この値段なら再挑戦してみよう。
著者: へた釣り