イサキのように6月1日から解禁という取り決めがあるのかは定かでないが、東京湾のマダコ乗合が出船し始めた。道具は揃えたものの、スルメイカですら怖いのにマダコなんて絶対に触れないと釣行を断念したが、昨年に引き続き今年も好調なようで、いい人ならツヌ抜けはできている。
テンヤはうまく手繰れる気がしないし、根掛かりロストで掛かるコストを聞いてやる気は全くなかったが、一昨年あたりからエギタコで出船する船が増えてきた。こっちならと必要なエギを1日分くらい買いそろえたのだが、ぐずぐずしているうちにタコの釣果が落ちてしまった。さらにヤリイカ釣りで混じったスルメイカの触手の気持ち悪さに、スルメイカでこれなのにマダコのぶっとい触手には絶対に耐えられないとマダコや~めた宣言したわけだが……。
スルメイカの触手の気持ち悪い感触を忘れると、こんなに釣れているなら今年こそマダコやってみようかなという蛮勇がむくむくと。初戦は鮫洲・和彦丸でと考えている。エギタコ・ライトアジリレーなんてリレー船があり、半日でエギタコ釣りを体験できる。タコが釣れなくてもアジならお土産くらいは釣れるはず。軟体動物恐怖症で忌避してきたがヤリイカ釣りはやってみると面白かった(下手だけど)。マダコだってやってみると案外楽しめそうな気が……今はしている。カワハギのゲストでタコを持ち帰ると子供たち大喜びだしね。
著者: へた釣り