イカ釣りに使う150号のオモリを2つしか持っていないので格安釣りオモリ通販の大川工業のサイトを見に行く。胴突オモリとは別にイカツリオモリが売られていることに気づく。胴突オモリが下部が丸く膨れたオタマジャクシ型なのに対してイカツリオモリは下部が錐のように尖っている。
イカ釣りは一瞬でも早くオモリを着底させた者にイカが乗ることがあるので、先が尖ったイカツリオモリの方が落下速度が速いのかもと想像したが、胴突オモリは、垂直に落ちる速度が速く、真っ直ぐ落ちることで底へ着いた時の感触が手元に伝わりやすいためにあの形になっていたはず。イカツリオモリは六角オモリというタイプのオモリのようでナス型オモリに比べ、側面と底面のフラットな面があることで潮の影響を受けにくいというのが特徴であるようだが、どう考えても落下速度では落下中の姿勢が安定する胴突オモリに分がある気がする。
ならばどうして胴突オモリとは別にイカツリオモリが売られているのか? イカ釣りでは頭上まで誘いあげた竿を斧を振り下ろすように海面に振り下ろして誘う。このときイカツリオモリの方が平打ちするように動くので誘いの効果が大きい? 東京湾ではほとんどの人が胴突オモリを使っているので落下速度が違う(=オマツリの原因になりかねない)イカツリオモリを試してみる度胸はないけど。
著者: へた釣り