事実上電動リールとして使えてなかった不具合を有償で直してもらって大喜びするのってどうなのよと指摘されたが、次から次へと道具を買い換えるお金はない。不具合があってもだましだまし使うしかなかったフォースマスター600DHの最大にして唯一の欠陥の解消は万々歳なことである。
タッチドライブでの巻き上げ時に最大速ではなく、設定した中間速で巻き上げられるようにソフトウェアのアップデートを依頼していたフォースマスター600DHが2週間かかると言われていたがちょうど1週間で返ってきた。フォースマスター600DHに感じていた唯一の欠陥がわずか1650円で解消されたはずである。中間速の設定は簡単で、[メニュー]→[タッチドライブ]→[中間速]で数字を設定するだけ。初期値は31段階中17になっていた。初期値のままでもよかったのだがなんとなく15に変えてみる。
ラインが出てないのでタッチドライブを使って実際に巻き上げを行ったわけではないが、タッチドライブの巻き上げボタンを一度押し込むと巻き上げ速度の表示がちゃんと[15]となった。一度タッチドライブから指を離して再度押し込むと今度は最大速の[Hi]と表示が変わったので中間速はちゃんと機能しているし、仕掛け回収時の操作方法も分かった。中間速の設定は魚を掛けて巻き上げている最中にちょうどよい速度と感じたときにメニューを3秒以上押すだけで簡単に設定変更することもできるようだ。完全無欠の小型電動リールになったかもよ~。
著者: へた釣り