金沢八景・一ノ瀬丸が新型コロナウィルス感染拡大予防対策を告知した。取り合えず4月19日まで実施されるようだ。人気の船宿である一ノ瀬丸の場合、朝の受付時の混雑が密閉にこそあてはまらないものの密集、密接にはあたる気がするのでリスクが高いと感じていた。予防策でリスク減。
受付時の乗船名簿の記載は店外のテーブルで書くことになった。そのとき、健康チェックシートが渡され発熱などがないことを自己申告するようだ。入店は受付時、精算時、仕掛けなどの購入時のみに制限される。店外のテーブルが混み合いそうなので、裏技を紹介する。一ノ瀬丸サイトにある船宿サービス券に必要事項をすべて書き込んで持参すると、乗船料が1000円引きになるだけでなく、乗船名簿代わりにしてもらえる。受付の時間短縮になるし、店外テーブルの混雑緩和にも繋がるので、家で書いて持って行こう。
釣り座はソーシャルディスタンス(2メートル間隔)を維持できるように乗船人数が制限されるようだ。乗船可能人数は船の大きさによって異なるが、所有船舶が多く混雑時には2隻出し、3隻出しもできる一ノ瀬丸なのでゆったりと釣行できそう。キャビンはできるだけ使用しないように要請されている。荒天時の釣行は避け、ゆったりめの釣り座に寝っ転がるなどしてポイントまでの航路を楽しみたい。キャビンは帰港後に消毒されるようだ。
ゴミは自分で分別して捨ててほしいとのこと。船のスタッフに感染者が出ると船宿がクラスター化してしまうので止むを得ない判断と思う。さらに下船後のおしぼりサービス、お茶、お菓子のサービスは休止される。人との接触を可能な限り避けるのが正しいので、下船後は桟橋で歓談(釣りの楽しみの一部ではあるが…)せずに速やかに帰るのが正しいと思う。一ノ瀬丸は釣り物で帰港時間に時差があるので、帰りの桟橋は朝ほどには混雑しない。一人ひとりが速やかに帰ることを意識すればさらに混雑は避けられるはずだ。
著者: へた釣り