東京都は新型コロナウイルスの感染爆発するかどうかの瀬戸際なので、今週末は外出を自粛するようにとのお達しがあった。自粛だから禁止じゃないよねと開き直ることは可能だが、釣りが不要不急の外出かと詰問されて抗弁しきれる自信はない。来週も再来週もとならないことを祈るしか。
昨日、東京都内はコロナウイルスへの感染リスクが上がっているのでどこか温泉に入れて釣りができる場所に避難しようかなと書いたが、これは最悪の選択であるということを書いた後に知った。中国やイタリアでは都市封鎖が行われる可能性が示唆されてから逃げるように街から出た人たちが感染を地理的に広げてしまう大きな要因になったそうだ。東京はまだ大丈夫では?という気もする。そう思わせるのが今回のウイルスの巧妙な戦略だ。子供たちが春休みだから旅行を兼ねてちょっと避難というアイデアは封印することにする。
週のうち6日はパソコンの前で座って仕事をしているへた釣りにとって、週に一度の釣行は大事な気分転換の時間でもあり、貴重な運動の時間でもある。行けるものなら週一の釣行は継続したい。電車釣行なので、電車、送迎バス、キャビンなどが密閉空間にあたるかもしれないが、アウトドアでの遊びなので密集場所、密接場面には該当しない。感染リスクはさほど高くないと思われるが、テレビなどの取材に「コロナなんて心配しなくて大丈夫」と我関せずな態度で応える人たちに違和感を覚える。「海になんて落ちるわけがないからライフジャケットは必要ない」と言い張る人たちみたいだ。海には滅多に落ちないが、絶対に落ちないという保証はない。今週末は外出(=釣行)自粛することに。
著者: へた釣り