恵比寿駅近辺で呑んだあとの帰り道に「Ramen&Bar ABRI -Ebisu-」というお店ができた。金沢に本店がある「のどぐろ煮干しだしらーめん」のお店だ。何度も吸い込まれかけて呑んだ後の〆のラーメンはいくらなんでも血糖値管理が必要な人間のやることではないと思いとどまっていた。
Ramen&Bar ABRI -Ebisu-はのどぐろ煮干しだしらーめんとクラフトビールと日本酒のお店でラーメン以外にも冬場はのどぐろ出汁のおでんなども提供されていた。糖質の問題が少ないおでん何品かでちょっと一杯という使い方もできそうだが、ラーメンがウリのお店に行ってラーメンを食べないのはお店に失礼な気がするし、そもそものどぐろ煮干しだしの香りの中に身を置いて自制心を保てるとは到底思えない。何度もお店の前どころか中を覗きこんで空席があることまで確認していながら我慢し続けていたわけである。まさに垂涎のラーメンであったわけだ。
G:激旨W:ウィークの仕上げ釣行で釣ったアカムツの中骨と頭の料理法は決まっていた。アラから出汁を取ってのどぐろ出汁ラーメンを作る。以前にアカムツのアラで出汁を取ってしゃぶしゃぶにしたことがあるが、上品な脂の甘みとこくがある出汁は絶品だった。うっすらと表面に脂が浮いた出汁に余計な味付けは不要だ。少量の塩と胡椒で味を整えたら麺を1/3玉(糖質30グラム以下)を入れて薬味はネギだけ。ずっと食べたかったのどぐろラーメンである。プロが作った物には到底敵わないことは承知しているが涙が出そうなほどに美味かった。早く食べたかったので冷まさずに写真を撮ったため、大変見苦しい写真になっているが御容赦。
アカムツは何日寝かせば食べ頃?問題は、魚のサイズからして3日くらいがちょうどよいとのことなので、本日の夜に身をいただく。半身は当初の予定通り炙り刺しで、残る半身は「アカムツの真価は塩焼き」とのことなので塩焼きにしてみることに。早く晩御飯の時間にならないかなぁっと。
著者: へた釣り