オニカサゴでボウズをくらい、代わりに釣れた赤い魚3種類を鍋にして食べた。ヒオドシはふわぷりと美味しい魚だった。赤くて大きな魚は鍋に入れたらハズレない。中骨などアラからはしっかり出汁が取れるしオニカサゴの代わりには十分になってくれる。赤い魚五目の再戦やろうかな?
オニカサゴゴに比べるとやや体高があり、額から2本の皮弁が長く伸びるヒオドシ。フサカサゴ科ヒオドシ属の魚である。味に関してはやや水っぽいという意見もあったが、脂のノリ具合や身の弾力ではオニカサゴに譲るが、皮がしっかりとしており皮下のゼラチンっぽい部分の食感が素晴らしい。オニカサゴの身が「ぷりふわとろりん」だとすると、ヒオドシは「ぷりぷにくにゅん」って感じかな? 中骨やアラからはいいお出汁が取れて、これはオニカサゴに引けを取らない。お鍋に入れれば最高の魚の1つである。フサカサゴ、ウッカリカサゴと食べ比べたが、ヒオドシの方がサイズがよかったせいもあってか美味しかった。
へた釣り家は子供たちの間でダイエット流行りのため、お野菜たっぷりでお魚ちょっぴりのお鍋は夕食で人気メニュー。魚は1切れか2切れあれば十分なんだそうだ。「オニカサゴが釣れなかったからもうやめた」と宣言すると、ブーイングをくらう。「オニカサゴは釣らなくていいので、お鍋に入れて美味しい赤い魚を釣ってこい」とのご命令。でもなぁ…サドンデスでボウズくらったらオニカサゴは止めるって宣言しちゃったしなぁ……オニカサゴは止めたけどお鍋に最高の魚を狙う赤い魚五目に行くか!! オニカサゴは狙ってないもん!……詭弁だねw
著者: へた釣り