2月1日は東京湾奥のメバルの解禁日。煮付けで最強のお魚なので毎年楽しみにしている。今年も最初の週末にと考えていたのだが、積雪が開幕前にあると、今年は相当厳しくなりそうな予感。冬に狙う魚なのに、水温が低いと釣れないのである。尺メバリストになるという夢…今年も無理か。
2月に解禁されるがメバルという魚、冬によく釣れるというわけではない。目がよくハリスを見切ってしまう魚なので、海水温が上がって潮が薄いコーヒー色になる5月中旬以降が本格的なシーズンである。にもかかわらずどうして厳寒期に行くかというと、0.8号と細いハリスで針掛かりした直後の一瞬の引きのパワフルさでは同じサイズの魚で比較すれば湾奥最強と思われるメバルと戦うのが面白いから。そして開幕直後は憧れの尺メバルの出現率が高いとされているから。メバルは7年やっているが尺メバルをいまだ釣ったことがない。毎年目標は尺メバリストに俺はなるぅぅうううに設定しているのだが…。
メバル釣りに積雪はボウズを覚悟しなくてはならないほどの悪条件。水温が10度を切ると途端にメバルの活性は低くなる。雪が降った日が寒いのは当然だが、東京湾に流れ込む河川の上流に雪が積もると雪解け水が長期にわたって流入するため水温の上昇はしばらく見込めない。積もるほどの雪が降ると以降1カ月くらいメバルが低調だったという年もあった。開幕までまだ10日くらいあるとはいえ、苦戦しそうだなぁっと。
著者: へた釣り