魚に触れる人のためのハンドソープ「フィッシュソープ」をツリホウという釣り情報サイトを運営している福岡・ウミーベという会社が開発したんだそうだ。魚の臭いだけでなくぬめりまで取ってくれるというスグレ物。釣行用の物と、釣ってきた魚を料理してくれる妻用の物と2個買っちゃおうかな。
電車釣行なので魚やコマセの臭いを車内に持ち込まないことにはすごく気を使っている。桟橋の水道でとにかく手や道具をよく洗い、さらにアルコール除菌ができるウェットティッシュでよく拭きとる。コマセを使う釣りでは爪楊枝を使って竿やリールの細かい溝などに入り込んだ臭いの元となる汚れを掻きだす。さらにハッカ油をスプレーして臭いを上書き。船を降りてから10分~15分ほどかけて作業をする。ここまでやれば電車内で他人から顔をしかめられるほどに臭いままだったということはないと思う。
「フィッシュソープ」は魚の臭いとぬめりを取ることに特化したタイプのハンドソープで、こんにゃく由来のスクラブの配合によって手のしわ、爪の間の細かい隙間汚れもすっきりと洗い流すことができるのが特徴。実は爪の間の汚れもこれまで爪楊枝を使って掻きだしていたので、これだけでも下船後の除臭作業に要する時間を短縮できる。着色料や石油系界面活性剤は使用せず、自然に優しいというのも、使った水をそのまま海に排水していることが多い桟橋の事情を考えるとうれしい。お値段1000円弱。安くはないけど買っちゃおう。
著者: へた釣り