剣崎沖イサキ専用リールになっているのが「バルケッタCI4+200HG」。カウンター付きで自重190グラムと軽く、気に入っている。唯一の不満はハンドルが短いこと。剣崎沖のイサキなら水深が20メートルくらいと浅いので十分と考えていたが、最近深いポイントも攻めるようになったので……。
水深はラインのマークでカウントしているのでカウンターが絶対に必要なわけではないが、イサキがウィリーに触れてきた水深を瞬時に記憶できるのが便利。例えば20メートルからシャクリ初めて50センチ刻み7シャクリ目で魚信があったとすると、食いダナは3.5メートル上だから16.5メートル。陸の上ならそれくらいの計算難しくないのだが、船上で釣りに夢中になっていると20-0.5×7の答えがすぐに出ない。カウンターの数字を見ればどのタナで魚が食ってきたか瞬時に記憶できる。船長から釣れたタナを聞かれることもあるので、なるべく正確なタナを伝えるのにも便利だ。というわけで、剣崎沖のイサキ釣りのリールはバルケッタCI4+でなくてはならない。
最近、松輪の根周りの釣果が振るわないときはもう少し深いポイント(水深60メートル)を攻めるようになった。その水深で大きなアジだのサバだのを針数付けたりしようものならハイギアでハンドルが90mmしかないバルケッタCI4+では少々どころか相当つらい。スティーレでロングハンドルの楽さに慣れてしまったのでバルケッタCI4+のハンドルの短さが余計に気に入らない。今年発売された「新バルケッタ」のハンドルはロングハンドルなので、このハンドル組を取り寄せて装着しようと考えていたのだが、旧バルケッタに新バルケッタのハンドルだけ装着しても、見やすくなったLEDバックライトやエキサイティングドラグサウンド非搭載のダウングレードモデルになってしまう。リールは所有感が大事と主張しているへた釣りとしてはこれは面白くない。
かといってまだまだ使えている愛機バルケッタCI4+200HGを買い換える気もお金もない。新バルケッタのハンドル組の値段である5400円で、なんとかバルケッタCI4+200HGを改良できないかとあれこれ探していると見つけたのが、DRESSの「デトネーター タイタンライト ジュエル」というハンドル。100mmのロングハンドルで定価が1万円以上するものが5480円で売られていた。虹色に輝くハンドルは6月から8月のイサキシーズンにぴったりのような気がするし、ハンドルもつまみやすそうで格好いい。愛機の所有感も上がりそうなので、イサキ開幕戦自己最多記録更新記念にこれを買うことにした。次のイサキ釣行に間に合うかなぁ?
著者: へた釣り