一度は覚えたはずなのにすっかり忘れてしまった深場の仕掛けをストックする掛け枠の使い方。再挑戦する時間も気力もないので、どうしたものかと考えていたが、丸棒タイプの断熱パイプカバーになら、深場の仕掛けが巻けるのではないかと思いつく。ホームセンターに買いに行こう。
頭が悪いので掛け枠に仕掛けを巻き取っていく方法をすっかり忘れてしまった。もう一度、ネットに落ちている巻き方の図解をプリントして、書いてあるとおりにやってみたつもりなのだが……説明書を読むのが大の苦手でプラモデルすら最後までちゃんと組み立てられたためしがない人だってことを忘れていた。3回ほど、あれれ?となりながらも挑戦したが、終いにウキッーーーー!!とバナナが取れないお猿さん状態になって挫折。
仕方がないのでいつも使っている仕掛け巻きの特大サイズの物に巻き取っておいたのだが、幹糸だけならともかく、これに70センチの枝スを5本分巻き取ると……どの針が何番目の針か分からない状態になって、いざ使う段になると、結構面倒くさいことになるのではという予感しかしない。船上で仕掛け巻きから仕掛けを引き出すのにストレスを感じるのは、その日の釣果に響きそうだ。
不器用で頭がお猿さん並みによろしくないへた釣りにでも、うまく使える深場用の仕掛け巻きはないものかと考えて、思いついたのが、発泡ポリエチレンで作られた丸棒タイプの「断熱パイプカバー」。これにならいかに不器用なへた釣りでも仕掛けを巻き取ることができるはずだし、引きだすのも難しくはないはず。仕掛け長さは840センチ+枝ス70センチ×5。2メートル単位で売っている丸棒を適当な長さに切って使えば仕掛け巻きを何本も作ることができる。問題はどの太さの物を買えばいいかだ。釣行用のバッグに複数本入らなくては意味がない。ホームセンターに見に行ってみよう。
著者: へた釣り