貧果が基本のへた釣りがクーラー満タンを期待できる唯一の釣りがウィリー五目だ。明日、金沢八景・一之瀬丸から今季開幕戦に出撃する。昨年4月以来なので10カ月ぶり。釣り具倉庫からウィリー五目のあの手この手を引っ張り出す。レア魚を手にして満足度の高い釣りになるといいな。
天秤とクッションにはこだわりがある。いろんな天秤を試したがウィリーに魚が触れてくるのが分かりやすいのは1.2ミリ径の細い天秤。それもアームが長くない方が魚の気配を感じやすいので、1.2ミリ-25センチの天秤を愛用している。クッションも魚信を出すのに長すぎたり細すぎたりするのはよくない。1.5ミリ径で10センチのクッションを使う。クッションは魚の活性が低いときは外すことがある。
ビシは船宿指定のFLビシだが、仕掛けが吹きあがっているような感触があるときの対策として増しオモリ(10号と20号)を持って行くことにしている。コマセと一緒にビシの中入れて使う。10号足すだけでも仕掛けが落ちつくことがある。20号足すと間違いなく仕掛けが落ちついてシャクリやすくなる。
あの手この手の1つが「グロウマックス」というエギ用のフォーミュラ。エギは布なので、布に味と臭いと夜光を付加できるのなら、毛糸が巻いてあるウィリーにもと考えて使っているのだが、効いているような効いていないような。少なくとも邪魔にはなってないと思われるので、魚信が少ないときの気分転換用に持って行く。
あの手この手の2つめはエサ。ウィリーなのにエサかいっ!とツッコまれそうだが、アマダイやオニカサゴはエサでないと釣れない(ウィリーでは釣ったことがない)。激しくシャクるので硬めのオキアミがいい。Gクリル遠投が一番身が硬い気がする。丸エビはもっと硬いが食いという点ではオキアミに一歩譲る。イカ短はオキアミが外れたときの保険に抱き合わせて付ける。
著者: へた釣り