人間も釣り物も小物なへた釣りにとって唯一ともいえる大物狙いの釣りがこの時期に開幕するエビ餌のマゴチ釣り。60upのマゴチを針掛かりさせると竿を45度に立てているはずなのに穂先はすぐ目の前。駄々っ子のようにドッタンバッタンと暴れるマゴチとの対決はアドレナリンが出まくる。
毎年のことだが、3月1日から新子安・だてまき丸が先陣を切って東京湾のマゴチ釣りは始まる。今年も既に6回出船しているようだが、昨季に比べると少し大人しめな滑り出し。連日0から2、3匹といった釣果で推移している。昨季の開幕当初は竿頭の人なら5匹なんて日も多くあった。2017年の3月初旬は潮回りが小さめ(3月1日が中潮で3月7日は小潮)だったのでその影響かもしれない。それでも3月7日には61センチ、64センチと船中2匹も本塁打級のマゴチが釣れている。
へた釣りが行く船宿でも3月11日に羽田・かみやがリクエスト乗合で、3月12日には金沢八景・一之瀬丸でスポット出船することが決まっている。11日は中潮で12日は大潮と潮回りは悪くない。昨季は大貫沖で3戦したが、いずれもパッとした釣果は出せず終いでとっとと撤退してしまった。今季はもう少し頑張って本塁打(できれば65upの場外本塁打)を狙いたい。そのためにも開幕戦でつまずきたくないのだが……。今週末に開幕させるべきか、それとももう少し様子を見て開幕のタイミングを計るべきか?
著者: へた釣り