よからぬ物を作ってしまった。へた釣りが理想とするカワハギ釣りは努力や鍛練を必要とせず勝手にカワハギが寄ってきて、勝手に針掛かりしてくれること。そのために毎年悪巧みを実行して、思ったようには釣れず、やっぱりカワハギ釣りには努力と鍛錬が必要なんだと思い知らされる。
アワビ貼りブレードやハギポン、ラバマックスなどの余計なことシリーズを「カワハギ天国100の愚策」と勝手に呼んでいる。当然のことだが、成果らしい成果はほとんど出ていないのでDVD化される予定はない。でもまぁ、思いついたらやってみる。やってみたらいろんな人が、反応(多くはあ~あってかんじだけど)をしてくれる。船上で達人さんに呆れていただくのがカワハギ釣りの楽しみになっている。
今年もアワビ貼りブレードとハギポンは使うつもりで準備済み。ゴム製集寄をケイムラ&夜光化し、エビの臭いまで付加しちゃうラバマックスは昨年ちょうど使い切ったので、今季も3本ほど買っておいた。効いたり効かなかったりと不安定なので、ラバマックスが効く条件というのを今年は探ってみるつもり。なんとなくだけど潮が濁っていると効くような気がしており、シーズン後半より前半で威力を発揮してくれる気がする。
ブレードボンバーが気になって取りあえず80グラムの物を1つ買った。竹岡の標準である25号に合わせるためには4号分ほど重さが足りないので、4号のタル型のオモリと組み合わせて、さらにラバマックスを使う用に快適カワハギ ヒラヒラスカート極細、さらにさらにアワビ貼りブレードまで下部に装着してみる。出来上がった物を空中で動かしてみた感想は……うわっ!! 下品! 下品すぎてカワハギが寄ってく来てくれるかどうかより、船上でこれを見た人がどれくらい呆れてくれるかの方が楽しみになってきている。
真面目に釣れ!!って言わないで、当人、真面目に釣ってるつもり!
著者: へた釣り