3月1日から新子安・だてまき丸が先陣を切って東京湾のマゴチが始まっている。マゴチの超人さんが集う船なので、へた釣りの腕では同じだけ釣れるはずもないのだが、それでも釣れる人がいて魚がちゃんといるってのは大事。連日竿頭は5匹くらい。60センチ超の本塁打も出ている。
昨季4年ぶりに本塁打マゴチ(60.2センチ)を釣って、海中でドタバタと暴れる怪獣と戦う楽しさを再確認した。ヒラメのような力強くシャープな引きではなく、駄々っ子が針を咥えてジタバタを暴れているような手に負えなさがマゴチの魅力。この楽しさを味わうには40センチ、50センチ級のを何匹釣ってもダメ。60センチを超えたマゴチだけがマゴチ釣りの真の面白さを味あわせてくれる。良型はシーズン初期によく釣れる。だてまき丸の釣果がそれを如実に表している。場外本塁打級の66センチを含め60センチ以上が船中5匹釣れたなんて日も。
そんなわけで今季は本塁打を目指して例年よりも少し早くマゴチを開幕させようと狙っていた。早く始めたい理由…実はもう1つある。禁煙1年生を記念して買ったスティーレ100XGを使いたい。水深10メートル以浅のマゴチ釣りにハイギアのリールはないんじゃないとツッコまれそうだが、デッカいマゴチを掛けてエキサイティングドラグサウンドを鳴らしてみたいなぁっと。
著者: へた釣り