カワハギからの魚信。竿をゆっくり持ち上げて、竿先がガッガッと引きこめば針掛かり成功。竿を頭上まで持ち上げ切ってるのに……まだ針掛かりに至らないってことがよくある(僕だけ?)。そんなときはリールで巻きアワセを入れるわけだがこれがうまくキマった試しがない。ハンドルのせい?
へた釣りのカワハギの釣り方は宙からの誘い下げでカワハギがエサや幹糸に触れてくるのを察知する。そのまま誘い下げ続けているうちに竿先に明快な魚信が出ることもあるし、底にオモリが着いてハリスがフワッとたるんだ瞬間に魚信に発展することもある。この2パターンだとそのまま竿をゆっくり立てると針掛かりして、竿先をガッガッと叩くカワハギの引きに変わることが多い。問題はゼロテンションでも魚信にならずにゼロ以下のタルマ状態で掛けにいったとき。アワセに転じて竿を頭上まで持ち上げ切ってるのにまだ竿先を叩いてくれないのはだいたいそういうとき。針掛かりさせられずに逃げられたり、アワセが中途半端なまま巻き上げに転じバラシして悔しい思いをよくする。
上手は人はどう対処しているんだろう?と観察していると、2011年DKOチャンピオンのK泉超人の釣り方が凄まじかった。ギャンとリールが悲鳴(異音?)を上げるような勢いでリールのハンドルを回して巻きアワセを入れる。それでことごとく針掛かりに成功しているのであるからこれは是非真似しないとである。ちなみに2013年DKOチャンピオンのH江超人からは「K泉くんの釣りを見てはダメですよ」と、真似する以前に見るのもダメと言われているがギャンと派手な音を立てて周りをビビらせるあのアワセ方をなんとしても習得したいwww
カワハギ用に使っているリールは11スマック。巻きアワセが上手くキマらないのは道具のせいにする。ハンドル長が最近のリールに比べて90ミリと短いのが問題に違いない。ハンドルを交換しようと思い立ったのだが、シマノのカタログにはハンドルの互換表が載っていたのに、ダイワのタカログには載ってない。分からないことは達人さんたちに聞くに限るのでSNSで質問してみると、「アブのハンドルは大抵着く筈ですが」(ブンブン・厚木店のM本達人)、「基本リョーガと一部のバス系以外のはつきますよ」(キャスティング・錦糸町店のM野名人)と教えていただく。互換表がいらないくらい互換性が高いってことみたいだ。心優しきシーバス師匠改めS井プロからはハンドルの色ごとにお勧めのリールまでご指導いただけた。色のバランス的にはシルバー(エアド)かブラック(紅牙ICS)かな。
著者: へた釣り