先週、生まれて初めてアマダイ大会に参加した。波高く、潮速く、なのにLTで釣っていたのでタナをうまく取れずに大苦戦した。下船後、「タナが取れなかった」としょんぼりしていると、達人さんから「タナが取れないときは錘を重くするんだよ!!」。そんなことも知らんのか?と呆れられてしまう。
この日は波による船の上下があった。なるべく船べりに体を預けず、船の上下を竿を下げたり、上げたりしながら吸収していたつもりなのだが、どうにもタナをうまくキープできない。船宿指定のLTタックル(PE2号以下は錘50号)で釣っていたので、潮に錘が吹き上げられて、勝手にタナが上ずってしまっていたようだ。そのことに気付くまで1時間近く掛かってしまった。その後、底を取り直す間隔を10秒くらいに縮めて、なんとかアマダイを1匹だけ手に出来た。船の上下に気を使わなくてはいけない上に、10秒ごとにタナの取り直し。ちゃんと仕掛けがアマダイのいるタナに入っているのか甚だ不安に。うまくできてなかったから1匹しか釣れなかったんだろうけど……。
で、下船後の「タナが取れないときは錘を重くするんだよ」。そうか、そりゃそうだよな!!と目から鱗だったわけだが、船宿の指定では、PE2号以上なら錘は80号、PE2号以下なら錘50号と指定されている。PEラインの号数と錘の重さは正比例するのが適正と聞いたことがある。PE2号で50号を基準に考えると、PE3号なら75号、PE4号なら100号ならだいたい同じ角度で仕掛けが沈んでいく。とすると、釣り人の裁量で変えてよい錘の重さはどこまで? 80号までならOKなのかな? 「そんなもん、オマツリしてから考えりゃいいんだよ!」と達人さんからもう一度呆れられるだけのような気もするが、自分の指示無視でオマツリするのが嫌なので、どこまでが許容範囲なんだろ?と悩んでしまっている。
著者: へた釣り