91匹のイサキはあと3匹を胃袋に収めれば無事完食。本日の夕食で食べきり、明朝には消化し終わっている。1週間、朝晩2食のイサキ尽くしにさすがに食いあきた。でも、釣りあきてはないようで、明日もイサキに行っちゃおうかなっと。だって、釣れてるんだもん。目標は…悲願の束越え?
食傷という言葉がある。もともとは食いあきたって意味だが、転じて、同じ物事にばかり接してウンザリしたときに使われる。20センチ前後のウリンボは料理法が限られているため、食傷気味なのは否めないのだが……。イサキ釣りに関しては全く食傷していない。むしろ、腕の方がよろしくないへた釣りでも大漁できるチャンスは今しかないと釣る気マンマンだったり。
フォースマスター400を使える釣りを探してみたものの、これだって物を見つけられず(タチウオは食い渋り)、やっぱりイサキに行くかなと決断。昨晩、ウリンボフライを食べながら、来週もイサキ尽くしになるかもしれない子供たちにお伺いを立ててみた。
「今週末もイサキ釣ってきていい?」
「……」
無言で黙々と箸を動かしている。
「今ならいっぱい釣れそうなんだよ」
「別にいいけどさ……いっぱい釣ってこないでね」
呪われた?
そのとき、心の中で詠んだ下手な俳句が→
イサキって季語になってるのかな?と調べてみたら、ちゃんと三夏の季語になっていた。三夏とは初夏・仲夏・晩夏の総称で陰暦の4月、5月、6月。今のカレンダーなら立夏(5月6日ごろ)から立秋前日(8月7日ごろ)にあたる。毎年イサキ釣行は8月初旬で止めていたが、季節感としては正しかったのかな?
著者: へた釣り