へた釣りのルアーケースはルアーでの釣りを真面目にやってる人に見せると…。うわぁ~と驚いてもらえるのが期待通りの反応。ときに冷笑されたり、蔑みの目で見られることも。これはこれでドM心にうれしい。「クォータームーン・システムアジングシンカー」も買っちゃおうかなぁ~~~♪
直径6ミリの重さ(同じ大きさなので比重)の違う玉を8個まで組み合わせて自分でバランス設定を変えることができるアジング用のキャロシンカー。レンジキープ用、フォール用、ぶっとび仕様と、ラインを切ることなしに玉の組み合わせを変えることにより、いろんな状況に対応できるという優れ物らしい。キャストがあまり上手でないへた釣りは、1グラム、2グラムのジグヘッドだけだと、飛んでる先は風に聞けということになるので、メバルでもアジでもメバキャロなどの飛ばしウキを使うことが多い。そのせいで釣れないと言われることもあるが……。
頑なにメバキャロで遠投して喜んでいるだけでちっとも釣れないへた釣りに、メバキャロの沈降速度が云々、ノーシンカーで表層がどうだ、ガン玉をリーダーに打って微調整してみればとアドバイスしてくれる人もいたが……ルアーでの釣りは釣れないことを楽しむというよく分からない方向に悦びを見出しているへた釣りは聞く耳持たず、だいたい最初から最後まで同じ仕掛けを投げ続ける。クォータームーン・システムアジングシンカーならもしかしたらいろいろ試してみようという気になるかも。だって、玉を組み合わせて並べるのが楽しそうなんだもん。
玉は標準でタングステン(銀:1.7グラム)×4、ブラス(金:1グラム)×6、ABS(白:0.2グラム)×8が付いているようである。センターバランスにすると水平にゆっくり沈下するためフォールで食わせやすい。前側を重くするフロントヘビーはレンジキープ力に優れ、逆にテールヘビーにするとリグが浮きやすくなり表層を引きやすい。8個全部埋めずに2個くらいタングステン玉を入れると重心移動型になり、飛距離を伸ばせるようになるらしい。いろいろ玉を入れたり出したりするのが楽しそうだ。夜の堤防だとすぐに玉がなくなっちゃいそうなきもするけれどw
著者: へた釣り