クリスマス寒波にくわえて冬の雨。底冷えしまくりの3連休初日。あまりの寒さに気が触れたわけではない。防寒グッズが一通りそろって、あっかたくってうれしいな♪ あったかいの大好きさ♪ もう凍えないもう辛くない♪ あったかいあったかいあったかい~なな気分になったのである。
気象庁が発表している季節予報によれば、今年の12月下旬~1月初旬にかけて、結構寒そうである。海水温は例年より高めのようなので、海面より上は真冬の厳しさ、海面下はまだ初冬って感じ? 釣りには影響なさそうだが釣ってる人には寒さがこたえるわけだ。でも、今年のへた釣りは防寒グッズを買いあさったので、きっと大丈夫♪ あったかいあったかいあったかい~なのはずだ。
防寒の基本はラッシュガード。肌にぴっちり張り付いて、夏は日焼け止めにいいし、冬は保温保湿効果抜群なので、一番下に着る下着は年中ラッシュガード。洗濯してもすぐに乾くので、2枚持っていればヘビーローテーションして毎日洗濯済みのきれいなラッシュガードを身に付けられる。波をかぶってしまったときもラッシュガードが最後の砦となって体の芯から海水氷状態になるのを避けられる。
その上に吸湿発熱下着を着る。繊維が発熱する素材でできており、ユニクロのヒートテック、ミズノのブレスサーモ、グンゼのホットマジックなどなど、何でもいいのだが、グンゼのホットマジックが毛玉ができにくいので、体を動かす釣りにはいいような気がする。シマノやダイワも発熱下着を出しているが、ちょっとお値段高めなのでまだ試したことはない。
内から温まるといえば、魔法瓶に入れたコンソメスープは、一口含めば温かさが食道を通って胃に溜まり、胃から体全体に広がっていくので、冬の釣りの必須アイテムだ。500mlの魔法瓶なら3袋分の粉末コンソメスープの素を入れてお湯を満タンに注げばちょうどいい。冬の船上で食べる冷たい飯(パン類)が、美味しいコンソメスープと一緒なら美味しく感じられるという効果も。
下半身も発熱下着でガードするに越したことはないのだが……上半身以上に下半身の肉付きがよい(はっきり書いてしまえば全身デブで下半身はさらにデブ)なへた釣りは、アウターだってお値段超高めのストレッチ(伸縮素材)のものを買ってある。もともと動きが悪い下半身がこれ以上動きにくくなるのは嫌なのだ。これが男性用パンストってどうだろうとちょっぴり変態チックな考えに至った理由だったりする。
温かさよりも動きやすさ優先。当然、防寒性能は落ちる。これをカバーするために「ジェラルドホットジェル」を買った。下半身で皮下脂肪の少ない部分、膝や足首より下に塗る温感クリームだ。冬のサーファーさんたちが愛用していると聞いて買った。試しに塗ってみたところ…塗った部分が確かにじんわりと温かくする。釣行前に塗っておけば効果は1~2時間とあるので、朝の極寒の時間帯を乗り越えられるはずだ。
釣りをしていて寒さがこたえる場所の1つが手だ。針や糸を結んだりといった作業があるので完全に覆い被してしまうことができない。「クロロプレン・フィンガー3カットグローブ」という3本の指先だけが露出している温ったかグローブを使っているのだが、指先以外の部分にはジェラルドホットジェルを塗っておく。ジェルの効果が切れればマメに重ね塗りするつもりだ。
冬の船上は足元を冷水攻めされているような状態であり、堤防でも靴の底から寒さが伝わってくる。つま先が痺れるような寒さを味わうことになる。こちらもジェラルドホットジェルを足に塗りこんでおいてから靴下。さらにつま先を寒さから守るためにフリーノットの「光電子 ジッとしていても温かい!!」というつま先ガードを買った。原理は発熱下着と同じ。試しにつま先に着けてみたのだが……すげぇぞ、光電子! 本当にジッとしていても温かい!!
著者: へた釣り