今年はチニングもやってみようかなぁと宣言したら、長崎のてりさんから「昼間ならイカゲソつけてやるのが手っとり早いですよ」と教えていただく。チニングは夜釣りが基本で、昼間だとクロダイの魚影がかなり濃いというのが条件になるらしい。「ワームのように刺すといい」とのアドバイスも。
なるほど、確かにイカを付けておけば、生物臭が魚にアピールするし、根魚全般がイカ餌で釣れるので、魚信が増えて楽しいそうだ。というわけでワームだけでなくイカも持って行くことに。教わったことは、素直に聞く……わけがないのがへた釣りである。イカ餌といえば、以前から気になっていた餌がある。ミミイカと呼ばれる全長3センチくらいのイカ。マダイ・青物・根魚の特餌と紹介されることが多い。マダイ・青物・根魚…って、ほとんどの魚の大好物ってことである。別名、チンコイカ。
アマダイの特餌と紹介されていたり、大型アイナメの特餌と紹介されていたり、カサゴの特餌だったり、とにかく特餌であるらしい。大きさも手ごろなので、チニング用ルアーの針のサイズにもマッチするはず。ワームのように刺せると思う。西日本では活きミミイカを扱っている釣り具店もあるそうなのだが、関東ではお目にかかったことがない。20匹で630円の「冷凍ミミイカ」を見つけたら買ってみようと決める。釣具つりえさ.comで通販できるのは分かったのだが、愛媛県からの冷凍宅急便なので…送料が怖すぎてリアクションバイトは断念。
著者: へた釣り