イラチなので切れないハサミが大嫌いだ。小笠原・海賊のタニヤン船長に教えてもらって漁業用網切りハサミを使い始めてから、釣りに使うハサミはこれ以外考えられないようになっているのだが、2年間釣行毎に水洗いするだけで使い続けていると少しだが切れ味が落ちてきてしまった。
3000円くらいの物なので2年も使ったのなら新品を買い直せばいいのだが、まだ使えると思うともったいない。では、もっと切れなくなるまで我慢して使うかというと耐えられそうにない。船上で包丁を使うのが怖いので、サバ短を作ったりするのにも漁業用網切りハサミを使う。サバを頭をなんなく落とせて、ストレスなく身を中骨から切り離したい。家にある包丁研ぎで研いでみるかなと調べてみると、「小刃」と呼ばれる刃の表側の角度が付いた部分のみを研ぐ必要があると書いてあった。包丁研ぎでやると失敗する気しかしない。ハサミ専用の研ぎ器を探してみると京セラのセラミックハサミ研ぎ器と鳥部製作所のとぐ造が見つかる。京セラのはオフィス用という感じで、とぐ造は木鋏や刈り込み鋏にも対応している。高いもんじゃないので買って研いでみる。
著者: へた釣り