マゴチの長竿が欲しいとなったら我慢ができない。アオリスペシャル350が本命として、ほかにも今すぐ手に入るいい竿がないかなぁ~っとカタログを繰っていると、これって!!…もしかして!?…究極のマゴチの長竿なんじゃ!!!という一竿を見つける。「金剛 激 あおりいか/めばる竿」という竿。
金剛 激 あおりいか/めばる竿は竿の長さ390センチ。「軽量、糸絡みのないTip-In(穂先中通し)構造です。柔軟な二番と強い元」と説明されている。長ければ長いほど攻める筋が変えられるので390センチという長さは◎。船で長い竿を使うときの問題であった穂先絡みもTip-In(穂先中通し)なので解消されている。アオリイカ竿、メバル竿はマゴチに転用可能なので食い込み、強いアワセに耐える強度も十分あるはず。すっかり買う気になっていた。ロットロットという通販で3万2597円で買えることまで確認した。
3万円以上の買い物なのにカタログスペックだけを信じて、触りもせずに買うのはさすが大胆すぎる。神田にあるサクラの直営店に実物を触りに行く。実物は店頭には見つからず。店員さんに聞くと、「上の階に在庫があるか聞いてみますね」とのこと。持って来てもらって買わない(直営店は値引きなし)というのはつらいので、マゴチに使えるかどうかを聞いてみてほしいと頼んでみる。激の商品担当者が解答してくれたのだが「そこまで強度を意識して作ってない。マゴチにはマゴチ竿」とのこと。メーカーだから慎重な解答になるのかな? でも、ダメと言われた物に3万円をつぎ込む根性はないので、今季はマゴチの長竿は諦めかなぁ~。
著者: へた釣り