最初に見たとき、ランガンっぽい釣りをあまりしないへた釣りには関係ない、つまりいらない商品だと認知したはずなのに……。バッカンやタックルケース、水汲みバケツにロッドスタンド機能が付いたヤツに、ここまでいろんな類似コンセプトの製品が出てくるとちょっぴり気になりだしちゃう。
釣り座の移動(ランガン)や複数本の竿の使い分けをするのが楽って商品なんだと思う。堤防では腰をどっしり落ちつけてコマセ撒きつつク~ロ~ダ~イ~なへた釣りには縁のない製品である。最初に見たのは第一精工の「タックルキャリアー」だったと思う。一瞬、止別海岸のアキアジ釣りで、遠投重視用と食い込み優先用の竿を2本出すとき便利かなぁ~という購入する言いわけが頭をよぎった。止別海岸は砂が細かく、砂粒まみれにしたくない物をバッカンの中に隔離しておくのにも便利かも…でもなぁ、そのためだけに8000円は出せないよなぁ~と忘れることにした。
その後もロッドスタンド機能付きの商品をいくつか見つけていたのだが、いらない物と認識していたので、あまり気にならなかった。ところが…「カスタムスタンドEX 限定ゴールドセット」を見て、再び心がグラッと。その理由は、めっちゃカッチョええ! ただそれだけなのでいらない物という認識は変わっていないし、2万8350円と金銭的なハードルも上がっているのだが…。こういう男の子感覚で反応してしまった物は頭から離れない。ルアー用の道具が散逸しているのでまとめるのにちょうどいい(大人感覚だとそもそもあまりやらない釣りだから散逸してる)、ルアー竿+リールを3セット持っているので使い分ければもうちょっと釣れるかも(使い分ける腕なんてねぇだろっ!!)。
もうちょっと買えそうな価格帯の物に目を移すと、「ロッドラックバケツ16」しかなくなる。水汲みバケツにロッドスタンド機能を追加したモノ。これなら3000円くらいで買えるのだが、水汲みバケツは持ってるし、ロッドスタンドが付いている位置を考えると、折りたたみ不能で運搬中に嵩高そうという問題が……。クーラーに取り付けるロッドスタンドは? クーラーに穴を開けてまでロッドスタンド機能欲しくないやいっ! というわけで、めっちゃカッチョええ!という感覚を排除すると、やっぱいらないよねぇ~という結論に至るw
著者: へた釣り