竿とリールで205g…シマノのカワハギタックル「ステファーノ」が本気すぎるにもほどがあると紹介したのは1カ月前。早くも「ステファーノ」に普及版?が登場したのだから気にならないわけがない。重量は229gと11.7%増えたが、竿とリール合わせた値段は29.3%減。普及版までもう一声!?
「ステファーノ CI4+」はフィーチャリングされているテクノロジーはステファーノとほぼ同じ。穂先に「タフテックソリッド&HI-POWER X TIP」、ブランクスには「スパイラルX」、ガイドは「Kガイド」グリップに「フィッティングサポートCI4+」。では、何が違うのかというと竿の先径/元径が変わっている。ステファーノが「0.8/9.2㎜」なのに対して、ステファーノ CI4+は「0.9/11.1㎜」と太くなっている。このせいで自重が65グラムから69グラムと4グラムだけ重くなっているようだ。竿の重さが増すと手感度が落ちると言われるが……わずか4グラムの自重の差で値段が1万5000円変わるみたいだ。
リールの「ステファーノCI4+」も「S-タービンハンドル」、「コアフィットボディ」、「X-ドラグ」などステファーノで採用された技術がすべて継承されてている。ギアだけはハイギアに変更され、ギア比7.1で最大巻上長が76センチとになっている。ボディが「SUPER Mg & CI4+のハイブリットボディ」から「CI4+ボディ」になり、ベアリング数を「8/1」から「3/1」に減らすことで少し重量が増えたものの、低価格化されている。自重が160グラムと20グラム重くはなったが価格は1万4000円も安くなり本体価格2万5000円なので、実売は1万8000円台? 「S-タービンハンドル」を使ってみたいからという理由で買っちゃえる価格帯に収まっているのがうれしい。
著者: へた釣り