成す術なく、ボウズをくらった剣崎沖のイサキ釣り。実は先週のウィークディはずっと釣果がよかった。ところが土曜日から伸び悩み、日曜日は惨敗。で、週が明けると、月曜日から釣果が急に上向いている。ん? と思い調べてみると去年も週末になると釣れなくなるという傾向があった。
昨年の「イサキ釣りは週末アングラーにとって鬼門かもと思い始める」という記事はイサキ釣りに6週末連続で釣行したあとで「釣れない言いわけ?」として書いている。その記事で書かれているのが。「週末アングラーはコマセを撒きすぎなのかも」「週末アングラーは指示ダナより下を攻めてる?」「オマツリが多すぎて時合を逃しているような?」の3点。実は全く同じことを先週末の釣行でも感じたのだが……2年連続で週末になるとイサキの釣果が振るわないという傾向があるのなら、イサキは週末アングラーにとって鬼門というのは真実なのかもと思い始めてきた。
コマセの撒き過ぎに関しては、船長がこんなアナウンスをしていた。ポイントを何度か移動し、ようやく船中でイサキが釣れ始めたとき、「せっかくイサキが出てきたんだからコマセ撒き過ぎないで。撒き過ぎるといなくなっちゃうよ~」。週末の船は平日よりも混んでいる。当然、海中に投入されているコマセカゴの数が多いわけで、平日以上にコマセをセーブしないと……実際、このアナウンス後のイサキが釣れていた時間は短かった。コマセのお代わりの頻度がへた釣りの4倍以上なんて人もいるのである。
指示ダナより下を攻めるという傾向もやはり確認できる。魚信がないと、魚の種類を問わなければ魚信が出るタナより下を攻めたくなるという気持ちは分からないでもないが……サクラダイやカサゴなどの赤い魚を釣ってもどうかなぁ~と思う。第一、ウィリーは上へ上へと誘い上げてくる釣りなので、指示ダナより下にコマセを撒く人が近くにいると釣りが成立しないような……。「(指示タナより下)メートルでイサキを釣った」と自慢気に言われたりすると、実にトホホな気分になる。
オマツリは釣りの一部なので、オマツリが多くてもお互い様なんだけど……頼むからコマセを詰め替えるのは船の中に仕掛けを入れてからにしてくれぇ~~~~と本気で思っていたりする。イサキの仕掛けは3メートル+クッションなので、仕掛けを取り込まない人が横にいると仕掛けが自分の目の前を流れていることになる。こちらが投入するときはハリスを持って振り込まなくてはいけない。棚が浅いので天秤を真下に落としながらハリスを送っていった方が圧倒的に楽なんだけど……。
以上、イサキで人生初のボウズをくらったへた釣りの愚痴なのであった。1回、平日に釣行してみたいなぁ~~~~。
著者: へた釣り