竿はカイワリ用のFIELDER AMAMARU205を流用し、SC小船800XHというカウンター付きリールを新調して、これまで5回釣行したLTイサキ釣り。30センチ超のイサキが釣れないという悩みとともに実はもう1つ恥ずかしい悩みが……竿をシャクると指の付け根が痛くなる。
両軸リールの持ち方は手で包み込むようにしてと覚えてきた。イサキ釣りよりも激しく竿を振り続けるカワハギ釣りにはバイオクラフト クイックファイヤー 300XHというリールを使っているのだが、これは手の中にすっぽり収まり、包み込むように持って1日釣りをしていても不具合は起きない。小型で軽量だしクラッチのオン/オフが親指1本でできるので快適である。
SC小船800XHを手で包み込むように持ち、親指でサミング、シャクルときのパワーロスなしでという持ち方をしようとすると……竿を人指し指と中指で挟んで両指先をリールのフロント部分にかける形になる。この持ち方で1日ウィリーシャクリを続けると、竿のグリップに擦れる指の付け根が痛くなり始め、フォークを連投したピッチャーのように次第に握力がなくなり始める。船を下りてもしばらく痛い。
痛いから持ち方を変えようと、竿を指で挟むのをやめて、人指し指と中指をそろえてリールのフロント部からスタードラグ近辺に持ってくる。あるいは人差し指だけリールの前に回して残りの指は竿を握るなど、いろいろな持ち方を試してみたのだが、人指し指と中指をそろえるとどうもサミングがしにくい。人差し指だけリールの前に回すとシャクったときに竿が水の抵抗でブレる感覚があってシャクりにくい。
へた釣りは男性の平均よりも手が大きい方だと思うのだが……中型両軸リールの正しい持ち方はいったいどれが正しいんだろうか? 無意識に竿を握ると人指し指と中指で挟むので、釣りやすいのはこの持ち方なんだろうけど……。5回も釣行していまだにリールの持ち方が分からないと悩んでいるのであるから恥ずかしい。恥ずかしすぎてこんなこと師匠や船長には聞けないので一人悩んでいるのであった。
著者: へた釣り