明日、金沢八景・一之瀬丸でイサキの開幕戦を迎えるにあたって今日から早起き。新聞を開くと小さな記事ではあったが……「いわき沖のアイナメからセシウム検出」なる見出しが。アイナメからは1キロあたり780ベクレル、ドンコからは同1150ベクレルのセシウムが検出されたという。
アイナメにしてもドンコにしても根魚なので、大きく移動する魚ではない。高濃度汚染水が流れ出ている海域に3カ月にわたって生息していたわけだから、放射能の影響を受けることは予想されてはいたのだが……。にしても、この暫定規制値というのが何のことかよく分からない。単位もシーベルトだったりベクレルだったりするから科学的な素養がない頭がさらに混乱することになる。成人なら気にする必要のない数値のようにも取れるし、摂取は控えた方がよいとも取れる。
「県内ではいまも出漁を全面的に自粛しており、流通はしていない」という説明からして、食べない方がいいってことは間違いない? それなら1キロあたり780ベクレルが検出されたアイナメはいつになったら食べてよくなる? セシウムの半減期がどうたらこうたら説明されると、2年だったり30年だったり230万年だったりするのでいよいよ分からない。
今はダメだけど、1年したら釣りに来てもいいですよ~とか、説明してくれないもんだろうか。そんなお気楽な事態ではない?
著者: へた釣り