もっと寝かせた方がと言われることもあるがカイワリ刺しの食べごろは釣行翌日だと思う。旨みと食感のバランスが抜群だ。この日に食べられるだけ食べるのだが今回の釣果は2匹だけだったので…足りない。チダイが抱卵していたので煮付けて、富戸沖で釣ったメダイ西京漬けで伊豆三昧。
妻ノーピクで闇墜ち&僕もカイワリ2匹だけでデート失敗釣行は、この釣りの名手でもなかなか魚信を出せない痺れる展開だった。カイワリのお刺身を食べると、魚信がなくても頑張ってシャクリ続けたのが報われた気分になる。決して希少な魚ではないのに、お刺身にするとその価値はどんな魚をも上回る(個人的な感想ですw)。初島沖で釣れたカイワリはほかのポイントで釣れたカイワリより脂の乗りが一段上と感じるんだけど…気にせいかな? 日本酒らしい日本酒好きにぴったりのお酒、土佐鶴酒造のしぼりたて新酒で祝杯。
カイワリ2匹分のお刺身を妻と2人でぺろりと平らげる。お腹いっぱいにはほど遠いので庄吉丸の下に15匹目のオニカサゴ釣行で釣ったメダイの西京漬けを焼いてもらう。メダイはお刺身で美味かったが、お鍋に入れると身が硬くなってしまい、火を入れない方が美味しい魚なのかもと考えていたが、西京漬けならほっくりとした焼き上がりになり、味もよくしみていたのでお酒のあてに最高だった。チダイはそろそろ産卵期の終わりらしく少しだけ卵(真子)が入っていた。捨てるのはもったいないので煮付ける。これまたお酒との相性◎。オニカサゴのヒレ酒までいただいて伊豆の海の幸を満喫。
著者: へた釣り