宇佐美のカイワリのお腹からシラスがいっぱい出てきたと聞いて、シラスを模したサビキを作ってみようと思いつく。あれこれ調べていると、ナマズ・フグ・ハゲに混じってシャミという素材があった。並び的には魚の皮と類推したがシャミなんて魚に聞き覚えがない。調べてみると…ネコ!?
サビキを作るためのパーツとして「35mmシラスカット」ということは針に装着するだけでシラスのサイズ、シルエットになるパーツが売られていた。ハリスを結ぶときにシラスカットを挟んで巻くだけでシラスを模したサビキ針になるようだ。10枚入りで300円くらいで買えるので全く釣れなくても笑って済ませることができる。
シャミ皮の説明に「今や希少価値の有る」「水に濡れるとほどよくケイムラに輝く」と書いてあった。希少価値という言葉に弱いので、買うならシャミ皮の物にしようと決める。ところで、シャミってどんな魚なんだろうと調べてみると、シャミは三味線のシャミ。三味線を作るときに使われたネコの皮がサビキ作りにも使われたみたい。ネコで魚を釣る……面白い。
著者: へた釣り