コロナ禍継続中なので家で寝正月&東京湾で初釣りで済ます気だったが、母より「老い先短いからどこか連れてって」と催促されては予定を考え直すほかない。慌てて伊豆の宿を手配する。初釣りは第2週までオアズケになりそうだと、ダイワ本気のこっそり竿「CP-X1」がすごく欲しくなる。
旅行用のコンパクトロッドは何度か買おうとしたことがあるが、旅行の荷物の中にこっそり紛れ込ませようとすると竿やリールが傷まないか、逆に釣り具の臭いがほかの荷物に移らないかと不安に。CP-X1は34センチ×17.5センチ×8.5センチのソフトハードケースに竿とリール、小物ケースを収納できる。内部にクッションが入っているので竿やリールが傷むこともなさそう。ぱっと見、釣り具一式には見えないので、こっそり荷物に紛れ込ませるのに最高だ。「D」のロゴがなければより完璧だったかも。
竿は仕舞寸30センチのルアーロッドのようで伸ばすと長さ130センチ。暇つぶしに堤防などの足元を攻める穴釣りやサビキ釣りによさそうだし、ルアーウェイト10グラムまでとあるので3号くらいまでのオモリを使ったちょい投げにも使えそう。魚影の濃いポイントならカワハギ用の胴突き仕掛けやブラクリと虫エサを模した常温保存可能な疑似餌を持っていけば結構遊べることを知っている。リールは4lbのラインが100メートル巻ける。根ズレなどが怖いのでナイロンの1.5号を60メートル巻いておくと堤防で遊ぶには十分と思う。
著者: へた釣り