健康維持のため&買い物での混雑を避けるため、朝食後の散歩を兼ねて食料品の買い出しは24時間開いているスーパーに朝早く行くことにしている。散歩中、目の前でカラスに後頭部を攻撃されている人を発見する。カラスを怒らせるようなことをしたのかな?と思って見ていたら…。
カラスに後頭部を襲われていたのは一人ではなく、逆方向から歩いてきた人も後頭部に体当たりされていた。このまま歩いていくと、自分も攻撃されるに違いない。様子を見ているとカラスの方を見ているとカラスは襲ってこない。必ず後頭部めがけて攻撃してくる。ならばと、木の下までは普通に歩いていき、木の下からはカラスから目を離さないように後ろ向きになって歩くことに。カラスは明らかにこちらの様子をうかがっていたが襲ってはこない。30メートルほど離れて、作戦成功とカラスに背を向け少し速足で立ち去ろうとした瞬間、後頭部にフワッと風圧を感じ、生温かい毛糸の塊がぶつかったような感触。痛くはないが衛生的とはいえない動物との接触は気持ちが悪いし、カラスとの知恵比べに勝ったと思っていた直後なのでなんだか悔しい。カラスと戦おうという気は毛頭ない。家に帰ってからカラスに襲われない方法を調べた。両手を上げて万歳するのが正解と分かる。後頭部を攻撃したカラスはそのまま頭上を通り越して飛んでいく。両手を上げていると羽根が引っかかるので襲ってはこないそうだ。明日もカラスがいたら万歳してカラスを悔しがらせてやるっ!!
著者: へた釣り