緊急事態宣言中の東京・神奈川では遊漁船に休業要請はでていないが、感染拡大地域から遠く離れた南伊豆で出船停止が決まった。南伊豆遊漁船組合に属する船は4月13日から4月24日までコロナ対策のため出船を中止する。東京など他県からの釣り客が多いための措置であるという。
船釣りは絶対に避けるべきであるとされている三密にはあたらないため、感染リスクはさほど高くないと思っていた。怖いなと感じるのは朝の受付時と悪天候下では入らざるを得ないキャビンくらい。船上で釣りをしている分には都内で散歩やジョギングをするよりも感染リスクは低いと感じていたが…。SNSで公開された休業要請の書類を読むと休業理由に「県内外、特に首都圏から不特定多数の人が利用するため」「船内での密閉、密集、密接を防ぐため」の2つがあげられており、船釣り(渡船を含む)は三密にあたるという見解が示された。食事や買い物などで地域の人との接触が発生することを嫌っているような気もする。そもそも、釣りは不要不急の外出ではないよねと言われると返す言葉がないのだが……。
著者: へた釣り