イサキ開幕戦は6月4日に決めた。土日ともに凪予報だったので解禁週の土曜日よりは日曜日の方がいくらか空いているかも?という判断だが、こればっかりは行ってみないと分からない。船上が混むとオマツリが怖いが潮がかっ飛んでなければ、どうにもならないということはないはず。
6月のイサキは型狙い。仕掛けは全長3.3メートルの5本針の仕掛けを使う。シャクリはスローめで、50センチ刻みでステイ3秒でまずは探ってみる。魚信が出るタナが見つかったらその下2メートルからフワフワと30センチ刻みでコマセを振ってタナで10秒くらい待ってみる。10秒待って魚信がなければ、そのから指示ダナの上限までを50センチ刻みステイ3秒でシャクる。これが正解かどうかは知らないが、へた釣り式のイサキの型狙いの方法だ。
イサキの群れはピラミッドのような形をしていると言われる。ピラミッドの底辺は小型のウリンボサイズが多く、頂点に大型が多い。本当に群れがピラミッド型なのかどうかは確かめようがないが、高いタナで釣れたイサキの方が型がよいという傾向は明らかにあると感じている。開幕初期の剣崎沖イサキはそれほど魚信が多くはない。だからといって魚信を求めて底ばかり攻めると良型を狙えない。魚信はなくても指示ダナの上限まで辛抱強くシャクるのが6月の剣崎沖イサキの方針だ。
著者: へた釣り