2017年になってから購入した釣り具で最も高価なのが、禁煙2周年記念に買った「ブイホルダーSP」。船べりへの着脱が楽だし、人目を引くし、丈夫だし、超合金感がうれしいしで、いたく気に入っている。ただ、ギミックが豊富ってことはメンテナンスが大変かも?という不安は感じていた。
第一精工のLARKシリーズの良さはとにかくメンテナンスフリーだってことだと思う。釣行後に袋から出さずに真水に一晩付けてからシャワーで洗い流し、そのまま陰干ししとくだけで5年くらい使っているがトラブルなしである。何の自慢にもならないことだが、トラブルが起きないので金属部や可動部への注油すらしたことがなかった。
竿受け部を立てるとV字にガシャンと開くなど、ブイホルダーSPには超合金的なギミックがあるので、LARKシリーズよりはメンテナンスが必要かなと思っていたら、案の定、竿受け部を垂直に立ててもV字に開かなくなってしまった。固着しているわけではないので手で広げれば広がるのだが、超合金なオモチャっぽさがそれでは台無しである。塩は十分に抜いているはずなので、もしかして油不足?と思い、注油してみると買ったときの状態に戻った。注油した個所は3個所。V字の要になっている部分にある穴からの注油は結構大事なのかも。
著者: へた釣り