春一番が吹いて、桜の開花宣言が聞こえてくると、海も冬モードから春モードへ。劇的に釣果が変わるのはゴールデンウィークを過ぎて濁り潮が入ってからみたいだが、4月が近付くと釣りモノが切り替わりだす。沖のウィリー五目、マゴチにメバル。気になり釣りモノの釣果をチェックしとく。
3月から4月にかけて一番楽しみにしているのが、洲の崎沖をメインにカイワリやオキメバルなどを狙う沖のウィリー五目。いつも乗っている金沢八景・一之瀬丸でなかなか始まらなかったので、今年はなし?とがっかりしていたが、4月からはレギュラー出船になるもよう。3月23日にスポット出船しオキメバルを中心に3~25匹という釣果だったようだ。大爆発には遠いが、洲の崎沖だけでなく沖の瀬まで行ってくれたようなので、高活性の日に当たればクーラー満タンは十分狙えそう。カイワリやキントキ、アマダイといった高級魚の釣果報告がされていないので、この日はいい群れに当たらなかったって感じかな? へた釣りも次回スポット出船の3月29日に開幕するつもり。
この時期のマゴチは数狙いではなく型狙い。60センチ以上のホームラン級マゴチは3月から4月頭に出ることが多い。マゴチを開幕させた船宿の釣果を見ると、ほぼ連日、60センチ超えのマゴチが上がっている。55センチ超えは毎年数本釣っているが、60センチ超えはこの2年手にしていない。今シーズンは早いうちに挑戦してホームランを打っておきたいところ。攻める水深が15メートル前後と少し深いので、ゲストにヒラメも船中数枚混じっているようである。この冬は伊豆にヒラメ釣りに行かなかったので、ヒラメもいいなぁ~と。
メバルはもう少し潮が濁るまで待った方がいいかな? 悪いときでもメバル10匹+カサゴ10匹で20匹くらいはキープできる癒し系の釣りがメバル釣りだと思っているのだが、釣果報告を見ると、竿頭の人でだいたい20匹を少し超えるような釣果が連日続いている。へた釣りには竿頭に絡むような腕はないので、癒しの条件である20匹キープはまだ難しいと思われる。水温は10度を超えて12度くらいになっており、どうして釣れてないんだろう? 赤く濁った潮がポイント周辺にも入り込み始めているようなので、もう少し待てば本格化してくれると信じたい。
というわけで、3月下旬~4月いっぱいは、ウィリー五目、マゴチ、メバルの釣況、海や潮の感じ(凪なら沖へ、荒れそうなら湾奥へ)をチェックしてその週末に何を釣りに行くか決めようと考えている。
著者: へた釣り