カワハギシーズンは産卵が終わり肝パン率が上がり始める9月からと決めているが、釣行前に物欲刺激シーズンが始まる。いいなぁ~と眺めているだけで、実際には高すぎて手が出ないのだが、7月に入るとカワハギ竿の新製品情報がチラホラ。「AGS-F」と「攻」がフラッグシップモデルかな?
昨年はダイワが「極鋭カワハギAGS」を、シマノが「ステファーノ」をといった具合に、新しいシリーズのカワハギ竿が両メーカーから登場したので非常に分かりやすかった。今年は昨年話題になった新竿のバリエーションを拡充させるようで、ダイワは「極鋭カワハギAGS-F」、シマノは「ステファーノ 攻 S175」「ステファーノ 攻 HH165」を投入する。
「極鋭カワハギAGS-F」は「極鋭カワハギ AGS MH-175F」と呼ぶのが正しいようだ。昨年発売された「極鋭カワハギ AGS M170A」に比べて、全長が5センチ長くなり、穂持ちの部分が極鋭調子の表記で3→2と少し柔らかくなっている。でも、竿全体の硬さでいえば、M→MHと硬くなっているようにも見えるし……。設計思想は「アタリを弾かない」であるようだ。昨年、「極鋭カワハギ AGS M170A」ユーザーに「この竿は難しいですよ」と何度か言われた。「極鋭カワハギ AGS MH-175F」が難しさを解消してくれている竿であればいいなぁ~と思っている。
シマノの「ステファーノ 攻」は、タルマセ用の「ステファーノ 攻 S175」、宙釣り用の「ステファーノ 攻 HH165」が発売されるようだ。「ステファーノ180」はオールラウンダーという位置づけみたい。まだサイトに情報が掲載されていないので詳細は分からないが、シマノでSと付くカワハギ竿は相当柔らかい調子だったと思う。一方のHHは……「極鋭カワハギ レッドチューン レンジ」対抗だろうか? 昨年、柔らかい竿が欲しいよぉ~と思い「極鋭カワハギ AIR1234」の購入を真剣に検討した。「ステファーノ 攻 S175」がどんな調子なのか、ちょっぴり興味がある。
でも、欲しい欲しいと書きながら……実際に使っている達人さんの姿を横目で見ながら……今年も「閃迅カワハギ」で頑張ることになると思われる。欲しいのは山々なのだが、これで間違いなし!!という1本を選べずにシーズン終わっちゃうんだよなぁ~。アサリの殻抜きを昨年から始めたようなレベルなので、竿ばっかりよくてもなぁ~と思っていたりもする。
著者: へた釣り