生活の知恵とか応用力に乏しいへた釣りは妻から「地震が来たら真っ先に死ぬよ」とよく言われる。使用済みのフックを1年間錆びさせずに保管する方法に悩んでいると書いたらいろんな人がアドバイスをくれたんだけど……教えてもらいながら、俺、地震が来たら真っ先に死ぬと確信w
新婚で新居に引っ越したとき、カーテンレールを取り付けていると、妻が「代わって」とへた釣りの手からドライバーを奪い取っていった。よほど手つきが危なっかしく見えたようだ。以来、電球の交換さえもへた釣り家では妻の仕事。元々得意でないD.I.Y.的なことは何もしなくていいので助かっているのだが、事あるごとに「地震が来たら真っ先に死ぬよ」と嫌みを言われるようになった。それくらいのことどうして自分でできないの? ちょっと考えれば分かることをどうして思いつかないの? そう言われてもできないし思いつかないのである。生きる知恵に乏しいとは随分酷い言いざまだが、自分でもそう思うので仕方がない。
フックの保管法については、Twitter、Facebook、Google+でいろんな人からこうすればいいよというご指導をいただいたが、一番多かったのは、乾燥剤を使うという方法。真水でよく塩を洗い流して乾かしたら、ジップロックに乾燥剤と一緒入れて密閉してしまえば、フックを錆びさせることなく1年くらいなら保管できるそうである。教えてもらえば、そりゃそうだな、どうしてそんなことくらい思いつかなかったんだろうと少し悔しくなる。俺、地震が来たら真っ先に死ぬんだろうか……。フック以外の金属パーツにも応用できそうなので、勝負サルカンもジップロック+乾燥剤で保管しようかな。
著者: へた釣り