閃迅カワハギ11戦目で「自分でアサリ剥かないとね」と指摘され、それほど違うものかと調べてみると、殻付き、剥き身の差はないが冷凍餌は明らかに釣果が落ちると指摘されていることが多い。来シーズンは自分でアサリを剥こうと心に誓った。前日までに剥いておいてもいいみたいだ。
閃迅カワハギ11戦目で隣になったベテランさんに「冷凍餌で釣るの? 久里浜(ベテランさんのホーム?)じゃ冷凍餌を使わせる船宿なんてないよ」と言われる。へた釣りがカワハギで乗ったことがある4船とも冷凍餌が基本だったので、これで十分だと思っていたし、船宿に着いてから殻付きアサリを自分で剥き始めるのは、電車釣行で集合時間ギリギリが常なので難しいなと諦めていた。
「前の日までに剥いて、塩と味の素をかけて持ってくればいいんだよ。全然、魚信の数が違うし、大きさも調整できるしね」。ベテランさんが使っていたアサリは冷凍餌よりも2周りくらい小さい。釣り始めると実際、魚信の数が圧倒的にへた釣りより多い(餌以外の要因も多分にあるが…)。ここまで自前で剥いた餌の優位性を見せつけられると、自分で剥かないわけにはいかない!
専用の道具を使えば、それほど難しい作業ではなさそうだ。もちろん最初は時間がかかるだろうが、慣れるしかない。貝から出たエキスも一緒に残しておいて、アミノ酸を配合したカワハギ用の塩を投入する。エキスを残しておくのはこの段階で締まりすぎない(硬くなりすぎない)ようにするため。そのまま冷蔵庫に保管する。釣行日にクーラーに入れて持っていけば自前の剥き身の出来上がり。船の上で海水で洗ってからもう一度カワハギ用の塩を振って、好みの硬さと大きさに締める。
アサリは目落ちと呼ばれる食用にするには小さすぎるものがいいらしい。知り合いに魚屋さんや魚介類を扱っている飲食店があれば、頼めば仕入れてもらえるようだ。へた釣りの場合、1回の釣行で200~300粒のアサリを使うので、何キロくらい頼めばいいのだろう? 大きさは親指の第一関節くらいのものがいいという。今シーズンは伊豆遠征を含めてあと数回でカワハギは終了予定なので、来シーズンに向けての課題にしようと思う。
著者: へた釣り