コロナを発症した人と濃厚接触の疑いのある接触をした3日後の土曜日の朝に肌寒さを感じて目を覚ます。覚悟はしていた。熱を測ってみると37度2分。オミクロン株の資料通りの発症タイミングだ。倦怠感はなかったのでその日の午前中は仕事をできたが午後から熱が38度後半になって…。
へた釣りにうつしたと思われる人には病院でアセトアミノフェン系の解熱剤が処方されていた。年齢は向こうの方が20歳以上若いが、ワクチン2回接種済みなどほかの条件は変わらない。アセトアミノフェン系の解熱剤は薬局でも買えるので妻に1週間分ほど買ってきてもらう。オミクロン株は上気道に症状が出ると聞いていたので気休めにトローチも。土曜日は解熱剤を飲んでも熱が38度を切らずずっと布団の中でウトウトしながらすごす。濃厚接触の疑いが出たときから自室に簡易ベッド(ソファ)を運び込んであった。
インフルエンザと違い、鼻水はほとんど出ないので鼻呼吸ができるのが救い。それでも咽頭痛は少しずつ強くなっていく。激しい咽頭痛は溶連菌感染で経験している。溶連菌の唾すら嚥下できない激痛に比べれば痛みはマシで腫れているというよりは荒れているといった感じ。咳き込むと痛いが耐えられない痛みではない。難儀をしたのは咳をすると口に溜まる痰。無色でこれもインフルエンザとは様子が違う。痰にはウイルスがたくさん含まれていると思われるのでその都度トイレに吐いて流すことに。発熱中にこの作業が結構つらかった。
日曜の昼に症状が落ち着きだす。解熱剤を飲んでいれば37度台に熱が落ち着いた。体に感じる熱っぽさからくる倦怠感は軽減される。峠は越えたかな?という雰囲気。一方で咳の回数は増えた。日曜から月曜に日付が変わるころには昼に寝すぎて寝られなくなる。熱を測ると36度台と平熱に。喉の痛みは残っているし咳も止まらないので完治ではないだろうがあと2、3日の我慢かな?
著者: へた釣り