浦安・吉野屋の石原船長といえば、操舵室からマイクで「ずっと構えてたら釣れないよぉ~」など誰に言っているのか分からないがおそらくへた釣りにアドバイスしてくれる信頼できる船長さんなのだが……アナゴの不漁に釣らせたい魂が暴走したのか、なんと7月なのにカワハギ解禁宣言!
カワハギの釣期といえば、キモがパンパン(キモパン)になる秋~冬とされている。昨年のカワハギ船は11月に入ってからスタートした。でも、磯や堤防で釣っていれば分かるように年中釣れる魚である。金沢八景・一之瀬丸のイサキ五目でも結構釣れているし、根周りに大物のシロギスを狙っていると針掛かりすることがある。石原船長はカワハギの釣期以外はアナゴ船に船長をしてたりするのだが……どうやら今年はアナゴの釣果が相当辛かったようで、7月3日に「アナゴ不漁の為撤退>< 来年に期待しましょう」と早々に撤退宣言。
で、その前日にブログに書き込まれていたのが「今年はカワハギ早めに開始しますよ~^^ 7月中の開始もあるかも 来週か再来週にでも、試し釣り行けたら行ってみます^^」というコメント。冬場のカワハギは竹岡沖~浦賀沖の水深20~30メートルのポイントでやるのだが、夏場はもう少し浅場でってことになるんだろうか? 群れだってちゃんとかたまってるの? と不安はあるが、石原船長のことだから何らかの勝算があるんだと思う。
試し釣りの釣果はまだ公開されていないのだが、フグに似た歯ごたえのある白身の味は夏場でも落ちないと聞いているし、暑い時期の方が釣れるサイズが大きいとも聞いたことがある。夏カワハギ……1回は挑戦してみる価値はありそうな気がする。でも……暑すぎてタタキ釣りは辛いような気がする。
著者: へた釣り