春に発症した肩の痛みが完治しないと書いたら、「50肩、50肩」と揶揄されまくる。お気楽極楽な上に体が柔らかい人なので肩コリ、腰痛には一生無縁だと信じていたが…症状の出方とその進行(寛解)の仕方を追うと「50肩」だと認めざるを得ない。50肩なら毎週釣りしとけば治る……はず。
50肩というのは肩関節周囲炎という病気で、まずは突然するどい痛みが襲い、しばらくすると鈍い痛みに変わっていく。このとき肩の可動域が狭くなり、そのままいつの間にか痛みがひいて治っていく。ただし、痛みは引いても可動域は完全に元には戻らないみたいだ。へた釣りの場合、既に鋭い痛みを感じる時期が終わり、鈍い痛みと可動域の狭まりを感じる時期のようだが……無理をすれば(少し痛いのを我慢すれば)可動域が著しく狭まったとは感じない。
痛いのは竿を握る方の左肩のみで右肩に症状はない。釣りで少し酷使しすぎて肩関節周囲炎が起き、それでも釣りを続けていたので可動域が狭まることなく寛解期に向かっているという認識でいいんだろうか? 保険適応の範囲内で特に有効な治療法がないのが50肩というものであるらしい。痛みを我慢しての釣りは可動域を回復させるための運動として非常に有効なのではないかと勝手な結論に至る。肩を冷やさないことが大事みたいなので冬になっても痛みがあるようなら保温タイプの肩のサポーターを買おうと思う。
著者: へた釣り