満足サイズも2匹。深場五目初戦はクロムツ6匹でえっへんの動画版。例によって船上では小学生のようなはしゃぎようで少しどころか相当恥ずかしい。でも、船上でガキかってツッコミたくなるのはへた釣りに限ったことではない。船上のおっさんはみな精神年齢低めな気がするが気のせい?
釣行後記
オモリ150号でライトタックルと言われてもという釣りだが、水深200メートル以深から高級魚が釣れる一発逆転ありの釣りなので止められない。シロムツやスミヤキしか釣れずに今日はダメかもと心折れそうになっているといきなり竿先がガコッガコッと揺れる。竿をゆっくり持ち上げると決して柔らかくはないはずの穂先を強烈に引き込む。アカムツだったり、アラだったり、大きなクロムツだったり。1匹いれば大満足な魚が突然釣れる。
一発逆転ありとはいえ、そればかり狙っているわけではない。中型のクロムツが本命。泳層が上下する魚なので、底から10メートルくらいを70センチ刻みでストンストンと落としながら探って誘う。魚信は落として長くても20秒以内に出ることが多い。クロムツはエサが海底に対し水平になった瞬間に食ってくると信じているのでこの釣り方でいいと思う。手持ちなので筋トレ&ダイエットにもなる。
2020年のLT深場五目は炙り刺しにして美味しい35センチ超え2匹を含む6匹といいスタートを切れた。昨季は3釣行して4匹しか釣れなかった。脂が十分乗っているクロムツの皮側を炙ると溶けた脂がパチパチと音を立てて香ばしい香りを発する。香ばしさと甘味を感じることができる炙ったその身を口に運ぶと焼酎のお湯割りを飲みたくなる。もっと釣りたい、そして食べたいからきっとまた行く。
著者: へた釣り