令和元年の釣り納めで今年初のをやらかしてしょぼ~ん!の動画版。必ず報われるわけではないから釣りは面白いんだよと無理やりいい話っぽくして2019年を締めくくることに。やれることはやったつもりだが通じない日もある。釣り納めは終わりよければな選択をすると肝に銘じた。
釣行後記
ヒラメは苦手な釣りの1つで6年前に行ったきり行かなくなっていた。泳がせ五目ではなくヒラメ船として出船していたら今回も乗っていなかったと思う。ヒラメのポイントでお刺身で美味しいカンパチ、お鍋にして最高のハタ類が釣れているのを知り、実に魅力的な釣り物に見えてしまったわけだ。ヒラメは食い込ますまでの駆け引きが難しいが、青物や根魚ならなんとかなると考えていた。
釣りの神様はそういう甘い目論見を抱いた釣り人に厳しい。魚信が全くないままに時間だけが過ぎていく。泳がせ釣りでできることはまめにタナを取り直し、活きのいいエサを付け換えるだけ。真面目にやってればそのうちという希望はどんどん薄れていき、釣れる気が全くしなくなってくる。心は諦めかけていたが多動性中年の体は諦めない。タナ取りを繰り返す。最後の最後に報われるという展開を期待したが……。
船長から終了の合図を聞いた瞬間考えたのは、これどうやって動画にしようってことだったのだから困ったものである。へた釣りにとっての令和元年は動画元年だった。文章を書く仕事を30年以上やってきた。釣りに関しては言葉ではなく映像でならもっとうまく伝えられるのにともどかしい思いをしたことが何度もあった。動画撮影・編集のスキルを上げて、これまで伝えられなかった情報を伝えられる道具にしていきたい。拙い動画ではあるが来年以降もお付き合いいただけるとうれしい。
著者: へた釣り