イナダだらけでイシダイどこ~? シマ消え込みで3匹ゲットの動画版。イシダイが食ってくるシャクリとイナダが食ってくるシャクリが同じだったためにイナダを釣りまくる羽目に。引きはいいので楽しいのだがイナダと遊んでしまうとイシダイを逃す。粘り強くシャクリ続けるしか手がなかった。
釣行後記
マダイ船に乗って勝手にイシダイ本命宣言していたが一度うまくいったきりで何釣行か連続して不発。マダイ船の片隅でイシダイを狙うのは無謀と悟り、ならばとイシダイが本命の平作丸の五目船に乗る。初めての船宿だったが受付の女性の感じがよく好印象。船長は無口なタイプで釣り方にあまりあれこれと注文をつけられなくないへた釣りとは相性がよさそう。
イシダイが食ってくるシャクリ(誘い)を探すのに少し苦戦した。この日はとにかくイナダが元気で、食わせの間を長くとるとイナダが食ってきてしまう。かといって速いシャクリにするとオキアミが残って帰ってきた。速め、遅めとシャクリの速度を変えながら試行錯誤を繰り返す。置き竿の人がイシダイを釣ったのを見て速すぎるのはダメと判断した。
それからは怒涛のイナダラッシュ。引きを楽しめる魚なので面白くはあるが……。イナダに混じってときどき重量感のある鋭い引きを見せてくれるのがイシダイ。悲願の魚だ。3年越しの夢であった縞が消え口が黒くなった成熟した1尾もゲットした。最低3日、できれば5日以上熟成させた身からは白いラードのような脂が出る。垂涎の魚なのである。
著者: へた釣り