竿は気分が大事。手にすると狙っている魚が釣れる気がするかが重要。シマアジ遠征に向けて新調した「海明50-240」が届いた。慣れ親しんだ海明調子で、30センチ長くなり、番手は30号から50号へ。強烈にしなってシマアジに主導権を与えない姿をイメージできる竿だ。きっと釣れる。
北海道五目や中深場などオモリが120号以上の釣り以外は、ほとんどの釣りを30号くらいの竿(オモリ負荷にして20~80号)でやっていた。50号の竿を手にするのはこれが初めてだったりする。オモリ負荷にして30~100号。全体に少しずつ太く丈夫になった印象で、グリップの近くも穂先も一回り太くなっている。かといってしなやかさを失ったわけではなく、80号のオモリをぶらさげたときの穂先の挙動はカイメイSP30-210に60号をぶらさげたのに近い。これなら慣れているので戸惑いはない。水の抵抗のない状態で強くシャクる練習はできないが、ウィリーでの釣りで気に入って使っている海明調子が踏襲されていると信じたい。
シャクリやすさでいうと、30センチ竿が長くなったのがどうでるかは未知数。たかが30センチという気もするし、リールの巻き方、竿先の下げ方など少し戸惑うかもという気も…。何回かシャクればフィットできかな? 慣れた210センチではなく240センチにしたのは、竿を45度に保ってためて獲りやすくなるのではと想像したから。シマアジ以外にも宇佐美でカンパチやイナワラが狙えるときはこの竿を使ってみようかと考えている。ほかにはイシダイ狙いのマダイ五目にも使えそうな気がする。リールを固定する部分のナットが青スパイダーマンっぽくなっていたのも少し気に入った。フィッティングサポートCI4+リールシートは1日シャクる釣りでは硬いトリガーより向いていると思う。
著者: へた釣り