金沢八景・一之瀬丸のマダイ五目では撒き餌兼付け餌用にオキアミのブロックがもらえる。わりと身がしっかりした粒を拾えるので、加工済み市販餌は持ち込まず配られた物を使う。欲を言えば少しだけ締めて、強くシャクっても餌がずれないようにしたい。即席で締める方法を検討する。
用意したのはグルタミン酸(味の素より安く買えるのでシマヤの古来味)、純粋蜂蜜、そして釣り具店で買える「エビシャキ!」という専用液。エビシャキ!はその前身となる「オキアミ職人」を気に入って使っていたが、エビシャキ!はオキアミ用というより、ひとつテンヤのエビ用という印象だったので存在は知っていたが使うのは初めて。450円と3つの中では割り高感はあるが、マルキューが釣り餌用のオキアミが10分で締まると保証している液なので、間違いなく使えると思う。
古来味はハギポンの合成にも使っているグルタミン酸。深場の勇者様はオキアミをグルタミン酸だけで締めた物を作っており、一度分けてもらった物を使ったことがある。ウィリーで強めでシャクっても餌がズレないちょうどよい締まり具合だった。一晩くらいグルタミン酸にまぶして締めると聞いている。とすると、グルタミン酸は船が釣り場に着くまでの1時間ほどで締めようとすると間に合わない可能性も。マダイにはグリシンが効くという噂もある。グリシンもハギポンの素材の1つなので、グルタミン酸+グリシンを配合してみようかな?
蜂蜜は100円ショップで買った。人間の口に入れる物は中国産を絶対に買わないと決めているがオキアミを漬けるだけなら中国産でも大丈夫なはず。蜂蜜にオキアミを漬けこんだあと、液を切って使う。ちょっと指にベタベタするのが欠点だが市販の加工済みオキアミに似た感じに仕上がる。浸潤させるというよりコーティングするので、短時間で締まるのでは予測している。蜂蜜+グルタミン酸+グルシンでコーティング&アミノ酸で集魚力アップを狙ってみるのも面白いかも。
著者: へた釣り