カンパチを手にして満足感はあったが小ぶりのでもいいからイシダイ(へた釣りにとってマダイ五目の本命)がいればさらに満足だったはず。マダイを狙っているときはハリスの長さを10メートルにと指定があったが、アミ五目冬の陣では仕掛けの長さはある程度釣り人の好みでいいようだった。
金沢八景・一之瀬丸マダイ船五目船の瀧本船長いわく「イシダイの仕掛けは6メートル、3ヒロでもいいかも」「3本針が効果的」「誘って動かさないと食わないですよ」。別の日には「枝スは短くした方がよい」と教わったこともある。より動かすということをテーマにするのであれば4.5メートルで枝スを8センチくらいにした仕掛けで底からハリス分+2メートルがタナとのことなので、4.5メートルから6メートルの間を常時フワリフワリと誘ってみるのはどうだろう。こういう釣り方をマダイを真剣に狙っている時期にやると怒られそうだが、マダイ五目改めアミ五目冬の陣の間ではむしろ推奨される釣り方みたいだ。
もともとコマセと仕掛けが同調しているのがイメージしにくく投入が難しい長ハリスが苦手だし、ムーチングロッドで置き竿が基本という動かない釣り方も好きではない。短めの仕掛けで動かしてよいというのであれば迷うことはない。アミ五目(ウィリー)用のタックルで動かし続けて釣る方が断然楽しい。それでイシダイを手にする確率が上がるかもしれないのであれば言うことなし。この場合、コマセはポロリポロリとこぼしていくオキアミの方がいい? 意図した量を計算して撒けるアミコマセの方がいい? 次回のアミ五目冬の陣のテーマはイシダイ攻略!!
著者: へた釣り