魚信に対して獲れるカワハギの数が少ない方だが、一之瀬丸感謝デーは3位入賞釣行は酷かった。魚信は数多くあった。針掛かりした?という回数も20回以上。船の中に取り込めたのは7匹。海中や海面でバレまくった。時化で船が上下し竿を上げきっても掛けきれない。何か方法が?
針掛かりさせられずに大苦戦しているときに上乗りさんがやってきて「そろそろツ抜けはしましたか?」と聞かれた。こう聞いてくるってことが船中上位の人たちはツ抜けしているってことだと思う。そのときへた釣りのバケツにはカワハギが4匹だけ。魚信がなかったわけではない。海中のカワハギの活性は悪くなく、小型と思われるカワハギを含めればほぼ途切れずに魚信は出ていた。時化で船が上下するので魚信があっても掛けに行く前にどこかに行ってしまう。ゼロテンション以下の釣りが苦手なので魚信はオモリを底を切った状態で出したい。カワハギの気配を感じてからそのまま誘い下げて針掛かりさせたいのだが、誘い下げてカワハギを下向かせようとしている最中に波で仕掛けが上方向に動いてしまう。これは時化の日には仕方がないと諦めるしかないのかな?
もう1つの問題は、解決策がありそうな気がする。カワハギが誘い下げにうまく付いてきてくれて竿先をコツコツと叩くような魚信になった。既に針が口の中に入っている状態だと想像している。ゆっくりと竿を持ち上げて針掛かりさせるのだが、竿を頭の上まで持ち上げ切っても、凪のときはしっかり感じられる針掛かりの感触が時化の日は得られない。カワハギの重みが竿にしっかり乗っておらず針掛かりしたのか不安になる。こうときは巻き上げ中にとにかくよくバレる。海面近くで姿を見てからも3、4匹はバラした。針が口を貫いておらず針先にカワハギが乗っているだけの状態だったのかな? 一之瀬丸の釣果数は0~17匹。釣れている人は釣っている。巻き上げ始めてから追い合わせを入れるべき? 掛けにいくタイミングを船が上がっているときあるいは下がっているときに限定すべき? 釣っている人がいる以上、何か工夫の余地はあると思われるのだが……分からない。
著者: へた釣り